襷フーディン単体考察
みなさん、こんにちは。
今回は丁度大会でフーディンに負けたということで(正確には、フーディンには負けてないけど)軽く考察でもしていこうかと思います。
型は個人的に気になってる襷型で。
・フーディンの特徴
・広い技範囲
・多種多様な補助技
・それを操れるS120&C135
・特性「マジックガード」によって、天候やステロ、状態以上によるダメージを無効
・メインが威力90のサイキネなので、イマイチパッとしない最高火力
・驚異のB45
と、色々挙げましたが、一番の特徴は特性「マジックガード」だと思います。
最近は強力な積みエースが暴れまわっており、その補佐としてステロが使われやすく、普通に襷を持たせても上手く機能しないことは珍しくありません。
しかし、フーディンはマジックガードでステロダメージを無効、更に起点作成要因として採用率が高いカバルドンによって発生する砂嵐ダメージも無効ととにかく襷を潰すのが困難です。つまり、非常に高いストッパー性能を誇ります。
等倍のサイキネで積みエースを押し切るのは難しいですが、広い技範囲や補助技を活かして被害を抑えることはできます。
攻撃技はサイキネ、気合い玉、草結び、シャドボ、マジシャ、困ったときのめざパもあり、補助技は両壁、金縛り、アンコ、瞑想、挑発、電磁波まであり選り取り見取です。
ただし、抜群をとらないと火力は若干心許ないため、技は仮想敵に合わせて選択する必要があります。
というわけで、襷フーディンの役割は
・パルシェン等、一部を除いた積みエースのストッパー
・多彩な補助技を活かし、妨害や起点作成として場を荒らす
といった感じです。
・型サンプル(ここからの型は完全に机上論なので注意)
その1
サイキネ気合い玉で範囲をとり、ガブやマンダに通るめざ氷、高速エースへのストッパー性能を高めるために電磁波を採用。
めざ氷の火力が臆病では足りないため、控えめ推薦。特化めざ氷でD4ガブを87.5%の乱数1発。
すぐ下にガブやウツロイドがいること、準速メガマンダ等が同速に存在すること、耐久調整の意味が薄いことからCSぶっぱ安定。
電磁波は今作からSを1/2しか下げられなくなった。PT全体が鈍足で電磁波込みでもSのあがった積みエース等に上をとられる場合は代わりに壁を採用して負担を抑える方向にすれば良い。
ただし、フーディンが壁展開しただけで倒されることになる上、壁込みでも裏に負担をかけられるため強い行動ではない。
壁を利用して裏から積みエースを展開し返す等工夫が必要。
サイキネはガモス辺りへの打点を意識してショックにするのも一考。
その2
単体での攻撃性能を捨て、更にストッパー+起点作りの形に特化した型。
要は、守る縛りアンコメガフーディンを想像すれば良い。相手の攻撃を襷で耐え、電磁波を撒き、次のターンに金縛りorアンコで相手の自由を奪い、悪足掻きを強制orこちらの積みエースにとって都合のいい技で固定のどちらかを目指す。
電磁波後の金縛りは(恐らく)読まれづらいため、
敵の攻撃→電磁波→こちら金縛り→相手技不発→こちらアンコ→相手技不発
の流れで悪足掻きか交代に追い込めます。
相手が悪足掻きでフーディンを突破すれば、相手の悪足掻きターンはもう1ターン続くためこちらの積みエースが楽に展開可能。
相手が交代すれば、敵の積みエースに麻痺をいれ、更に流すことに成功。更に、裏にサイキネや電磁波を入れられてペースを握れる。
と、どちらに転んでも有利になりやすいです。多分。
これだけ書くと凄い強そうだけど、少々ピンポ気味かも。
その3
先発の起点作り役をぶち壊す、アンチ起点作りフーディン。
カバに対しては草結びで確2をとれるため挑発から入れば、仮に封じから入られても、
挑発→封じ→草結び→封じ→草結び
で処理できる。Sが2段階落ちたフーディンが場に残るため起点になるような気もするが多分大丈夫。
ラグに対しても草結び。大体のHB 寄りのラグに高乱数以上をとれる。
ガブはめざ氷で高乱数。襷で耐えられて封じ→地震で死ぬのは内緒。
テテフパルガモス等のテテフはフィールド補正込みのショック2発でH4振りはほとんど確2。耐久振られてたら泣いて土下座か急所期待。
ご覧の通り、イマイチ安定しない上に先発に出すには技範囲が狭すぎるので、ご利用は計画的に。(使わない)
いかがだったでしょうか。
今回はちょっと変な型でしたが、普通にフルアタとかでもそれなりに使えると思います。
襷が壊れないのは本当に心強く、場合によってはミミッキュに匹敵するストッパー性能を誇るでしょう。
最高打点がやや足りないことに目を瞑れば、本当に可能性の塊です。
みなさんも一度育成してみては?