大空の支配者

自称サイクル勢の日記。マンダ軸中心。

約3000文字で単体考察 メタグロス編 +α

本題は3000文字終わった後なので、暇じゃない人はそこまでスクロール推奨です。

 

 

こっからスタート↓

 

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まずは特徴について述べていく。

特徴

•7世代環境で非常に強力な個体が多いフェアリーに有利がつく鋼タイプであり、それだけで一定以上の評価を得られる。また、もう一つのタイプの超によって半減でも受けるのが苦しいテテフのサイキネを1/4にして受けることが出来る。このため、全ポケモン中でも対テテフ性能は屈指のものである。

7世代最強メガ枠との呼び声も高いボーマンダのメインも半減にでき、様々なポケモンの一貫を切ることが出来る。後述する攻撃性能も相まって一度場に着地させた時のアドバンテージが大きいのだが、自身の数値や耐性によってそれをある程度可能にしており自己完結していると言える。

•鋼は弱点がメジャーであり(というか鋼の優秀さ故、鋼に強いタイプがメジャーになっている部分もあるのだが)強力な炎や電気を呼び込んでしまい、そこから崩しの起点になってしまいやすい。

しかし、グロスは110という鋼としては非常に高いSと広い技範囲でかなりの抵抗力を誇り、起点回避や場合によっては突破すら可能。

•抜群でも簡単には倒れない耐久力に高い素早さ、そして広い技範囲。

以上の点から非常に高い対面性能を持つポケモンと言える。これはSが低く攻撃性能もやや癖がありあくまで「サイクルパーツ」としてまとまってしまいがちな鋼タイプとしてはかなり異質であり、このポケモンで無ければ組めない構築が多数存在する。

特に、攻撃的な並びを組みたい場合は真っ先にお呼びがかかるポケモンであろう。他の鋼では相手に見せる隙が大きい上に攻撃性能にも不安が残る。とはいえ7世代の性質上鋼抜きで構築をまとめあげることも容易ではない。そんな時にこのポケモンの「攻撃思考の鋼」という性質は非常に輝くだろう。

•本来対面寄りのポケモンは崩し思考が薄くなりがちなのだが、このポケモンは前述した通りの広い技範囲を誇り、ターゲットを絞れば崩しとしても扱える。封じ草結びでカバリザを崩す型などがいい例だろう。

•ここまでの性能を持っていながら、アイへ思念による怯みや冷パンによる氷などの上振れ要素も兼ね備える。

これはローリスクで氷技を選択させてしまうマンダや中途半端なSが災いして急所等に泣かされるリザと比べた際の大きな長所の一つ。

•多彩な型や構成で穴埋めとして運用しやすく、その汎用性はゲッコウガにも勝るとも劣らない。

ただし、あくまで技スペースは4つであることに注意。メインウエポンの火力はメガとしては並であり、仮想敵に合わせた最適な技を選択することで初めて真価を発揮するポケモンと言える。

当然怯みで全てを解決してしまう場面もあるだろうが、それが多発しているようでは3流だろう。

•また、サイクルパーツとしてみた場合はメガ枠を消費することにも注意。特にボーマンダと組ませられないことは小さくないデメリット。

とはいえそもそも鋼として見ることが正解なのかと言えるほど他の鋼と立ち回りが違うため、そこまで大きな問題ではないはず。メタグロスにはメタグロスに合った組み方があるので、そこをしっかりと意識してやりたい。

•S110は速い部類ではあるものの、ボーマンダゲッコウガ、ゲンガーにコケコ等このポケモンより速いポケモンも環境には存在するので過信は禁物。対面性能は高いが、しっかり引き先も用意してやりたい。

 

技考察

アイへ→命中安定かつ30%怯みを持つメインウエポン。

思念→命中不安な上に怯み率も20%と単純なスペックではアイへに完敗しているが、水や炎に等倍で通るなどメリットも十分。色んな技を足して3とか4で割った技と言った印象。

 

対面性能が大きな魅力ではあるので、メガ枠として運用するのであれば流石にどちらかは採用しておきたいところ。

 

バレパン→優秀な先制技。一致補整や特性等色んなのが乗っかるので威力も馬鹿にならない。対面性能をより強く意識するなら入れてやりたいところ。

地震→ガルドやミラーへの解答。リザXやバシャ等の浮いていない炎にも一応通る。

冷パン→地面との相性を逆転させることが出来る技。メタグロスの対面性能を活かせる技と言えるだろう。マンダを役割対象に加えたいならほぼ必須。

雷パン→水やカグヤ、ムドー辺りに通る。とはいえ水トップクラスのゲッコウガにこの技を使って迎え撃つべきかは疑問が残るし、レヒレにはアイへも十分有効打となり得る。カグヤムドーにも直接撃ち込んでは受け流されるため使いどころが重要。

その他スイクンやリザYにも一応通る。

アムハン→他の技では苦しいポリ2やカビゴン、ナットへの打点。これらのポケモングロスを受けている構築は少なくないので一度通してしまえば一気に形勢が傾く。その他カミツルギ等にも通る。Aに補整をかけなければ若干火力が足りないのには注意。

岩石封じ→リザYやガモスへの奇襲技。炎でグロスを起点にする動きを取る相手にeasy win出来る。

草結び→ほぼカバルドン一点メタ。とはいえ通せば勝てる勝負も多いので出す構築を絞るなら選択肢。

毒→多くの相手に刺さるが、他のサブと違って通しても即勝ちには繋がらない。

他の技と立ち回りが変わってくるので採用するなら構築単位で上手く活かしてやりたい。

 

 

 

型サンプル

1,対面意識型
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主に潰し枠としての性能を評価し、ドヒドグライポリ2等の受け回しにとって辛いボルトロスメタグロス、テテフ等を抑えるために採用されることが多い。

他の技としては同じく受け回しにとって辛くなりやすいカミツルギに撃てるアムハンや、炎の起点になることを避ける岩封等が候補となる。

当然純粋な対面性能を買われて対面系の構築に採用されるケースもある。

 

2,ハイブリッド型
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実際は微調整が加えられることが殆どなのだが、人によってラインがまちまちなため一先ずはASぶっぱで記載。

メインウエポン+バレパンで最低限の対面性能を確保しつつ、A補整をかけたアムハンである程度の崩し性能を両立させた型。

技構成は多種多様であり、アイへと思念も選択なためまずそこから分かれる。アイへの場合は炎に隙を見せやすいためそこを埋めるように構成されることが多い。

ヒトムレヒレグロス等の構築に入っているケースが多い型。

 

3,崩し寄せ型
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通常のグロスよりも特定の構築にメタを張り、その並びを破壊することに特化した型。

例ではカバリザグロスにメタを張っているが、当然自分の重い相手によって構成は変わる。

通常のグロスに比べて単純な性能は落ちてしまうので、裏メガやZクリスタルを駆使して他にメイン軸を用意することが要求される。

 

4,スカーフ型
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メガシンカ前の70という素早さを活かした奇襲型。

他の型では苦しいゲッコウガやゲンガー、アゴ等を上から叩き潰せる他、トリックでポリ2等受けにきた相手を機能停止に追い込める。メガシンカしないメタグロス絶滅危惧種なのでまず読まれないのも利点。

ただし、当然単純な性能は非常に低い。メガと組み合わせられることを活かして上手く介護してやりたい。

 

☆まとめ

•対面性能が非常に高く、他の鋼とは一味違った立ち回りが可能。そこを上手く活かしてこのポケモンでしか組めない構築を作ってやりたいところ。

•技範囲が広く様々な型を組めるが、技スペースは4つしかない。器用貧乏にならないように、自分がグロスに何を求めるかを明確にした上で技を選択したい。

•自分よりも速い相手への対抗策もしっかりと用意したい。ただし、このポケモンの強みを殺さないためにも受け身になりすぎないことを意識したい。

 

非常にハイスペックなポケモンであることは間違いないため、常に採用を検討したいところである。

 

 

ここまで3093文字。

 

まず一言、めっちゃ疲れた。

普段単体考察とか滅多に書かないしね、慣れないことをやるってやっぱり疲れる。それも3000文字。しかも俺そんなにグロス詳しくないしね。お試しとはいえマンダとかで書いたほうがまだ良かったかも。

一応100文字以内に抑えることを目標としていたのでギリギリ目標達成。ほんとにギリギリだけど。

さて、こっから本題。何故わざわざこんな慣れないことをしたのか。

理由はまあ薄々わかってるかもだけど、他の人にもやってみて欲しいから。

まあとはいえそれだけでははっきりしないしこういう記事を書くことによるメリットを挙げると、身内内などで通話をする際の大きな材料になる。

どういうことを想定しているかというと、例えば4人くらいで通話しようってなった時に通話前にサブブログかなんかで全員これをやってみる。そして通話で感想を言い合う。これ、結構面白いネタになると思いません?

複数人で同じポケモンについて限られた字数で語ってみるとその人のことをより良く知るきっかけになるでしょう。例えば「この人はこのポケモンへの理解度が凄まじいな」「あー、でもブログとしての読みやすさはこの人の方が上かも」「この人は総合的に見れば他の人には劣るけど、でもこの部分の考え方は参考にしたいな」と、同じポケモンへの同じくらいの文字数の記事でもきっと感じるものは全然違ってくるはずです。

更に、これに自分自身が参加することで「自分には足りない部分」をよりダイレクトに感じられるのでただ他の人のブログを読むよりも効率よくいい部分を吸収出来ます。

また3000文字と制限しているのにも理由があります。構築記事で書きたいこと全部詰め込んだようなのあるじゃないですか。誰とは言わんけど。てか俺だけど。

そういうのが悪いとは言わないけど、やっぱり必要な情報だけでビシッと固められた記事の方が読みやすいわけで。そこを考えても、文字数を制限して挑んでみることはいい練習になるはずです。

軽くやってみた感じ3000が丁度良いように感じたので、取り敢えずここからやってみるのをオススメします。

少し手間はかかりますが、自分のブログをより良くしたい!とかもっとこのポケモンへの理解を深めたい!と思っている人は仲のいい人を誘ってチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

もしやってみたいと思った人のためのワンポイントアドバイス

1,あまりにもマイナーなポケモンでこれをやってしまうとただ単なる知識披露会になってしまう可能性が高いです。慣れてきたらそれもまた一興ですが、初めの内は素直にメジャーなポケモンでやってみましょう。

2,余計な情報で文字数を稼がないように努力しましょう。

因みに、自分の↑のやつは敢えて悪い例をのせています。スカーフメタグロスなんて情報としてはほぼ不要ですよね?そういうことです。

他にもネタ方面とか個人的ななんやかんやとかで寄せすぎると考察としての質が落ち、薄い内容になってしまう原因になります。

3,略称は統一した方がいいでしょう。メガボーマンダとマンダでは文字数に差が出来てます。身内間である程度話し合ったほうがいいかと思います。

4,画像も相談。f:id:megagoukazaru:20181212204240j:imageボルトロスじゃこれもまた文字数に差が生まれます。

ありかなしかで決めてもいいですが、例えば画像は5枚まで!とかで制限して画像の使い方の上手さを競ってみるのも面白いかも。

5,悪いことは言わんからコイツf:id:megagoukazaru:20181212204433j:imageはやめとけ。3000じゃ足りん。(文字数爆発して下書き一つお蔵入りになった)

 

世代の中終盤ということでややモチベーションの維持が課題になってくるこの時期、こういう対戦以外の面でも楽しんでやることで上手くポケモンと向き合えるのではないかと感じこの記事を投稿しました。

もしやってみたという方がいらっしゃいましたら是非ご連絡下さい、楽しんで読ませて頂きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今ふと思ったけど、ワンチャンこれで大会とかしてみたら化ける説ないかな?良記事を公開すれば「読みやすいブログ」の一つの指標になるだろうし。

運営や審査側への負担とんでもないだろうし、そこまで偉くもないから俺は絶対やらないけど。