マンダ軸サイクルパ
前回に引き続き、今回もマンダ。
マンダ軸といえばサイクルパを連想する人と多いでしょう。僕もそうです。
が最近、そのマンダ軸サイクルパってなんなのかという疑問がどうしても捨てきれなかったので、まとめてみたいと思います。
・そもそもサイクルパとは(わかってる人は読み飛ばして下さい。基本しか書いてないです。)
そのまんま、サイクルに向いたポケモンを採用し、サイクルに特化したパーティー。
では、サイクルに向いたポケモンとは?
サイクルは交代と攻撃を繰り返して成立する。つまり、サイクルに向いたポケモンは「繰り出し範囲の広さ」と「敵に大きな負担をかけられる攻撃力」を両立したポケモン。
(わかってはいたけど、すっげえ当たり前。)
・サイクルパーツとして見たメガボーマンダ
では、上の考え方にメガボーマンダを当てはめてみよう。
まず攻撃力。スキンで強化された飛行技はもちろん、優秀なサブウエポンも揃っており、種族値こそやや物足りないものの攻撃性能は高め。
そして、守備方面では羽休めが光る。
これで過労死を防ぐことが出来る。
ここまでは非常に優秀。問題はここから。
では、実際にマンダが投げられそうなポケモンはどの辺りなのか。メジャーどころをまとめてみた。
(※両刀の場合)
人によって意見が別れるだろうがよく見積もってこのくらいだろう。
はっきりいって多くはない。というか少ない。
当然、アシレの水技読みで投げるとか、ガブの地面技読みで投げるとかそういうことも出来なくはないがリスクを伴う。
更に、これらはそれなりにメジャーではあるが、どんな構築にもいるわけではない。これらのポケモンが一体も入ってない構築も十分存在する。
というか、この中でも割と怪しいやつはちらほらいる。
つまり、攻撃力こそ高めではあるが、マンダ自体はサイクル参加は難しい。
・マンダ軸サイクルってなんなの?
なら、なぜマンダ軸サイクルなどといった構築が成立するのか。
まず、前回の記事でも書いた通りマンダはタイマン性能が高い。また、攻撃力や型の多さから安易な受けを許さない。
つまり、先発で有利対面をとれたり、上記の相手に受け出ししたり等の数少ない攻撃チャンスで得られるアドバンテージが大きい。
更に、メガボーマンダはSが120と高めで、龍舞での補強も可能。なので、終盤で削れた相手をなぎ倒すエース的な運用も向いている。
よって、サイクルパでのメガボーマンダは「限られた攻撃回数での負担の大きさ」と「終盤の制圧力」を評価されているように感じる。
Q,結局どうすればいいのさ?
ここまでで、「メガボーマンダの高い攻撃性能」と「なんとも言えない繰り出し範囲」は理解して貰えたと思う。
マンダはサイクルに参加しづらい。
ならばどうすればいいのか。答えは簡単。マンダをサイクルに参加させなければいい。というか、マンダ以外の2体でサイクルが回るならそいつらに任せてマンダは終盤の詰めに専念すればいい。
更に、この方法ならマンダの消耗が抑えられるため、1~2回程度ならB130による強引な数値受けなども可能になる。
なので、裏2体の相性補完には気を配る必要があるだろう。
そして、もし可能なら蜻蛉ルチェンや宿り木等を採用するとマンダを投げるチャンスが増えるだろう。
以上が、僕がマンダ軸サイクルに感じたことです。少しでもマンダ軸サイクルを組む人の助けになったのなら幸いです。